2015年10月12日月曜日

【シングル】ガルーラ処理事情

ガルーラ@ナイト 207-194-121-*-122-124
秘密の力/不意打ち/身代わり/残り選択枠(グロウパンチ、炎のパンチ、猫騙しなど)
・秘密の力+不意打ちでASガブリアス突破

この秘密の力ガルーラがシングルレート環境で台頭したことにより、ゴツメ持ちポケモンでのガルーラ処理が従来より更に苦しくなっています。
そこで近頃のガルーラ処理を調べてみると、やはりゴツメ処理よりもゲンガーなどの耐性+鬼火などで受けるかバシャーモなどで上から有効打で殴るかのどちらかが多いように感じました。

シーズン12になってメガトンキックや地球投げなど様々なガルーラが解禁されたことも相まって、そういった環境では陽気AS猫捨て身ガルーラが非常に動きやすいため、またガルーラのSが最速前提からスタートする環境に戻ってきたように考えています。

もしかすると、以前よりガルーラの空元気成功率が高くなってきているのはそのためでしょうか。


しかし秘密の力ガルーラによってゴツメガブリアスで処理が出来なくなったわけではありません。
元々ガブリアスにSが抜かれているのでどのみち不意打ちを打たざるを得ないため、逆鱗や地震と定数ダメで少なくとも相打ちになります。
更に相打ちを回避することも出来ます。

ガブリアス@ゴツメ 203-162-116-*-106-169
逆鱗/地震/剣の舞/残り選択枠(岩石封じ、ステルスロックなど)
・A194親子愛捨て身タックル確定耐え
・A194親子愛秘密の力+不意打ち急所込み80%耐え
・A194親子愛グロウパンチ+不意打ちで急所込み94%撃破(グロ不意は相打ち)
・逆鱗+ゴツメ鮫肌定数ダメで207-121メガガルーラを確定撃破

ガルーラに後出しするガブリアスはこの調整にすれば良いでしょう。
実戦では後続の鋼や浮いている駒などとの択が発生しますが、少なくともガルーラに対して定量的なアドバンテージは見込めるため構築段階で数ターン分の動きが事前に想定しやすくなると考えています。


バシャーモでガルーラを処理するときに一番困るのは猫騙しを見せた後に身代わりしてくるガルーラでした。
最近環境が成熟してきてシングルも騙し合いの一発芸大会になってきてませんかね。むしろそうでもしないとなかなか常勝を見込めないのは、環境が進み過ぎてメタ対象が飽和気味になってしまったように感じています。

2015年10月4日日曜日

【シングル】雑記:シングル勢の目指すもの

久しぶりにブログ周回をして現在のシングル環境を再確認しました。

僕はブログ周回を定期的にまとめてやるスタンスです。
溜まった記事をじっくり時間をかけて周回し、自分の考察の糧とする。
いつもそうしています。

そしてシングル勢でときに「ポケモンのブログ記事は学術的な論文に匹敵する」と考えている人がいますが、この考えについて僕は否定的です。
そもそもポケモンは勝ち負けを競う競技です。しかもアクションゲームでなく対戦のノウハウが直接勝ち負けに直結する情報ゲームなのに、ポケモン対戦界隈はそんな非常に大事な情報を不特定多数に向けて発信するお人好しばかりでしょうか。
実際はそうではありません。各プレイヤー達が勝って結果を出すまでは情報の機密性は高く、価値ある情報が公開されたあとに知るのでは情報的なアドバンテージは得られません。
少なくとも、知らないよりは知っていたほうが良い、いわばスタートラインに立てる程度の行為です。

そのため本来は日頃の綿密なブログ周回の重要性は低いはずなのですが、今のシングルは不思議な事に情報操作や情報封鎖などの頭脳競技として本来横行しているはずの現象が殆ど起きていない。それはシングルが情報ゲームとして進化したあるべき姿なのか、または競技性を失い退化した姿なのか。

とは言え、現状として有効な情報が数多く広がっているプレイヤー環境でブログ周回することは常日頃から勝つことへの第一歩になっている状態と考えています。
しかしブログ記事に対して信仰心を持つまでにはならない方が良い。何事も意識を高めすぎれば様々な紛争問題が起こるので。

もちろん、シングル勢はダブルのWCSのような大舞台がないので、情報の重要性がダブルと比べると大きくありません。むしろ積極的に自分の主張を披露することで多くの人への認知を広げて承認欲求を満たすことの方が多いと思います。
つまり、シングル勢はWCS優勝のような分かりやすい目標がないため、何かしらの手段でダブル選手人口の3倍を超えるシングル勢に自分を認めてもらう、または2200超えなどの高レート到達や大規模オフ大会の優勝などの栄誉を獲得することで自己満足を求めるしかない。

そういったシングル勢のアイデンティティがバラバラであった状態を悲観したため、僕は去年の5月に有力なシングルオフ主催を集めて真皇杯の企画を披露し、推し進め、結果として真皇杯はまずまずの成功となりました。
ですが、総主催でありながら真皇杯の全国優勝を果たしたトルンさんなどはシングル界隈で全国チャンピオンに値する認知を得られていないと個人的に考えています。
それはまだ真皇杯が1回めの企画であったため真皇杯優勝の価値が上手く認知されなかった残念な結果だと把握しており、今後真皇杯がシングルのWCSに近い価値を持つようになれば、シングル勢の目指すものが一つに定まり競技としてもいっそう発展して行くものだと期待しています。

一時期よりポケモンコンテンツ全体の勢力が衰えてきた今、どのような形でポケモンコンテンツを楽しむべきか。
僕は頭脳競技としての更なる発展を望んでいます。そうなることでポケモンが「ゲーム」として初代から多くのプレイヤーが楽しんできた形が更に広く、深く、古来より楽しまれてきた将棋や囲碁、麻雀などのように認知されていけばこれほどなく嬉しいことはないでしょう。

【シングル】単体考察:ゴツメドサイドン


ドサイドン@ゴツメ ハードロック
意地っ張り 207(132)-192(116)-182(252)-67-76(4)-61(4)
地震 ロクブラ/エッジから選択 角ドリル/ステロ/吠える/メタバ/剣舞/馬鹿力/冷凍Pから2つ選択

・A194メガガルーラの親子愛グロウパンチからの冷凍パンチを急所判定4回込み81.2%の確率で耐え切り
・A182ガブリアスの地震2発を確定耐え
・A165C145バシャーモのめざ氷+膝を確定耐え
・A189珠バシャーモの膝を確定耐え
・A211ローブシンのドレパン2発確定耐え

・H181B120メガガルーラを地震で2発確定撃破
・H203B121メガガルーラをゴツメダメ4回+地震で確定撃破


仮想敵(型によっては対応が困難であることもある)
ガルーラ/ガブリアス/バシャーモ/ファイアロー/ギルガルド/クチート/カイリュー/ボーマンダ/マンムー/霊獣ランドロス/クレッフィ/ローブシン/化身ボルトロス/ライコウ/バンギラス/ルカリオ/リザードン/ミミロップ/ハッサム./メタグロス/ライボルト/ヒードラン/サンダー/ドリュウズ etc...


現在のトップメタである物理アタッカーに対して大方対面で打ち勝てる性能を持つ
またメガガルーラに関しては現在主流のテンプレ203ガルーラを受け出しから処理出来ることで、これまで存在し得なかった203ガルーラへの汎用メタとなり得る可能性がある

2015年10月1日木曜日

【シングル】ボルトランドリザドラン -東海シングルフェスタ使用構築(ベスト4)



■化身ボルトロス@達人の帯 184-*-132-145-101-135
ボルトチェンジ/めざめるパワー氷/草結び/電磁波

■霊獣ランドロス@突撃チョッキ 195-188-111-*-119-120
地震/岩石封じ/叩き落とす/蜻蛉返り

■ガルーラ@ガルーラナイト 203-194-120-*-120-130
猫騙し/捨て身タックル/不意打ち/グロウパンチ

■クレセリア@ゴツゴツメット 227-*-189-95-151-105
冷凍ビーム/月の光/トリックルーム/三日月の舞

■ヒードラン@命の珠 198-*-126-200-127-97
大文字/ラスターカノン/大地の力/原始の力

■リザードン@リザードンナイトY 153-*-98-211-136-167
オーバーヒート/ソーラービーム/めざめるパワー氷/ニトロチャージ

簡易更新
解説は追記します