2015年7月18日土曜日

【シングル】スタンダード的受けループ(草案)



◇PT概要

■ボーマンダ@ボーマンダナイト/威嚇
202(252)-165-151(4)-*-156(252)-140
空元気/龍の舞/羽休め/身代わり

■ナットレイ@ゴツゴツメット/鉄の刺
181(252)-115(4)-201(252)-74-136-22
ジャイロボール/鈍い/電磁波/眠る

■クレセリア@光の粉/浮遊
227(252)-81-140-95-200(252)-106(4)
サイコショック/ムーンフォース/瞑想/月の光

■ポリゴン2@進化の輝石/ダウンロード
191(244)-115(116)-110-125-147(148)-72
空元気/放電/凍える風/自己再生

■ゲンガー@ゲンガナイト/浮遊
167(252)-*-101(4)-190-115-200(252)
祟り目/催眠術/滅びの歌/道連れ

■スイクン@食べ残し/プレッシャー
207(252)-*-172(172)-110-135-116(84)
熱湯/瞑想/眠る/身代わり


近頃、受けループ構築に興味が出て来たのと受けループ界隈の方々とお話する機会が何度かあったため、スタンダード構築を愛用する個人的な発想から受けループ(のようなPT)を組んでみようと思いました。

まず受けループ構築の根本的な問題は「数値受けが成り立たない」ことにあるため、数値受けを諦め「受け主体のPTを崩す相手が最も嫌がる受け戦法」とは何かを考えることにしました。
その場合やはり環境のトップメタであるガルーラとゲンガーが嫌がるポケモンを用意する他はありません。
ですので、根本的にガルーラが嫌がる相手としてゴツメナットレイを物理受けとして採用することになり、更に眠ると鈍いで炎打点が来なければ徹底的に物理受けが成り立つ構成にしています。
そしてゲンガーが嫌がる相手としてうはお氏がどらおふで使用したHD空元気ボーマンダがある程度ゲンガーの対策になり得つつファイアローやバシャーモなどの炎打点に相手出来るのではないかと、ナットレイとセットで採用することにしました。
もちろん、それだけでは特殊受けが不十分なためクレセリアをHD基調にして瞑想ショック型とし、それでも難しいめざ氷持ちのウルガモスと相手が出来る駒としてHD基調の両刀ポリゴン2を採用します。ポリゴン2の空元気はウルガモスの炎の身体や鬼火や熱湯などでノーマル物理打点の火力が落ちる事のないように採用し、Aを少し上げて無振りウルガモスがA+1空元気(状態異常は無し)で2発圏となるように設定しています。
そして、ここまでで重たい相手のスイクンやギルガルド対策などを含めて残飯HB瞑想身代わり眠るのスイクンを採用しています。
このスイクンを使えば大抵の受けループミラーでも有利に立てるため重宝すると考えました。それと現在の受けループ全体の事情からも、このスイクンを採用することはとても意義があるのではないかと考えています。
最後にオニゴーリやピクシー、小さくなる身代わりラッキーなどの対応のため滅びメガゲンガーを採用しています。このゲンガーの構成はシーズン10で散見された型であり、受けループで使用しても、局面を上手く荒らしつつサイクルカットとしても詰めとしても扱えると考え採用しました。

まだ草案の段階ですのでSDで少し回した程度の状態ですが、シーズン11の環境にこういった案が影響を及ぼせば、今の対面構築が最強となる環境に少しでも変化が起こりシングルバトルがいっそう面白くなるのではないかと期待しています。