2013年7月20日土曜日

【シングル】カバドリⅤ

以前から考察してきたバシャーモ入りのカバドリの最新版です。
カバドリⅢでの課題は対ミラー、エンペルト、ブルンゲル、クレセリア+ローブシンでした。
今回はその課題をクリアしたカバドリに出来たと思います。
'13 7/20キツネの社奉納祭とランダムマッチレーティング戦でノパン氏にテストプレイをしてもらい、このPTの構築に大きく貢献していただきました。





ver.オリジナル

■カバルドン@イバンの実/砂起こし
性格:呑気
実数値:215-132-158-*-119-52
技:地震/欠伸/ステルスロック/吹き飛ばし

■ドリュウズ@命の珠/砂掻き
性格:陽気
実数値:185-187-81-*-85-154
技:地震/岩雪崩/身代わり/剣の舞

■ラティオス@拘り眼鏡/浮遊
性格:臆病
実数値:175-*-100-163-130-178
技:流星群/トリック/リフレクター/置き土産

■パルシェン@ラムの実/スキルリンク
性格:意地っ張り
実数値:145-160-200-*-65-104
技:氷柱針/氷の礫/ロックブラスト/殻を破る

■バシャーモ@格闘ジュエル/加速
性格:陽気
実数値:155-172-90-*-91-145
技:飛び膝蹴り/剣の舞/身代わり/守る

■クレセリア@食べ残し/浮遊
性格:臆病
実数値:209-*-140-115-150-148
技:サイコショック/目覚めるパワー(格闘)/瞑想/身代わり


~個別解説~

●カバルドン
有名なC182眼鏡ラティオスの流星群耐え調整残りBのテンプレカバルドンにイバンの実を持たせています。
この調整がもっともイバンを発動させるのに適しており、カバドリミラー処理が苦しいときに重宝するでしょう。
また、イバン発動によりステロ→先制欠伸→カバ瀕死の流れが出来て後続のドリュウズで身代わりが安定します。
そのためラティオスの流星群が予想されるときにこのカバルドンを後出しするのも有効です。

●ドリュウズ
相手の風船ドリュウズまで考慮して同速対決の勝ち筋を残すための陽気ASドリュウズ。
火力が落ちるためアイアンヘッドよりも相性重視で岩雪崩にしています。
珠ドリュウズを使う上で、身代わりはとても強力な技であり勝ち筋の強化要素として採用しています。

●ラティオス
技構成はカバドリⅢと同じですが、テクニシャンキノガッサのA200マッハパンチ+珠パルシェンのA161氷の礫+砂ダメ×2を高乱数で耐えることを目的としてこの調整にしています。
他にも、対ボルトロスでめざ氷を2回耐えながら流星群2発で落とせ、且つ無振りカイリューを高乱数で落とせる打点も維持しています。
このラティオスの使用法はカバドリⅢを参照して下さい。

●パルシェン
対受けループ、カバドリ、レパルダス、キノガッサなどを意識してラムパルシェンを採用しています。
技構成と調整はテンプレで、S104と若干高めな理由は2回破ってドリュウズを抜くことやS103までの剣舞ハッサムまで意識しています。

●バシャーモ
対雨意識のバシャーモで、今回は後ろにパルシェンがいるのでストーンエッジを身代わりに変えて、ドリュウズと同じく既存の勝ち筋を強化しています。
具体的には飛び膝蹴りを守るで対応されそうなときに身代わりが安定することや守る+身代わりで陽気ドリュウズまで抜いてしまうことなどが可能です。
その代わり、ブルンゲルやシャンデラを処理してから出ないと展開出来ないというデメリットもあるため、よりピーキーな要素となっています。

●クレセリア
トリルクレセリアからのローブシン展開や身代わりローブシン、キノガッサ、ブルンゲル、スイクン、エンペルトなどを意識してそれら全てに対応可能な身代わり瞑想クレセリアにしています。
HBクレセリアはA205鋼ジュエルドリュウズの剣舞アイアンヘッド+ステロダメでも落とすことが不可能なため、ドリュウズでクレセブシンを対処するときは常に3割を制しなければなりませんでした。そこで、トリルブシンや壁ブシンに強いこのクレセリアを採用することで相手のメタを崩すことが可能となります。


ver.'13 7/20 キツネの社奉納祭ノパン氏使用

■カバルドン@気合の襷/砂起こし
性格:腕白
実数値:215-133-187-*-92-67
技:地震/欠伸/ステルスロック/吹き飛ばし

■ドリュウズ@命の珠/砂掻き
性格:意地っ張り
実数値:185-204-95-*-85-127
技:地震/アイアンヘッド/身代わり/剣の舞

■ラティオス@拘り眼鏡/浮遊
性格:臆病
実数値:155-*-101-182-130-178
技:流星群/竜の波動/波乗り/トリック

■パルシェン@ラムの実/スキルリンク
性格:意地っ張り
実数値:145-160-200-*-65-104
技:氷柱針/氷の礫/ロックブラスト/殻を破る

■バシャーモ@格闘ジュエル/加速
性格:陽気
実数値:155-172-90-*-91-145
技:飛び膝蹴り/剣の舞/身代わり/守る

■クレセリア@食べ残し/浮遊
性格:臆病
実数値:209-*-140-115-150-148
技:サイコショック/目覚めるパワー(格闘)/瞑想/身代わり


~個別解説~

●カバルドン
カバドリⅢで使用したHB襷カバルドン。使用者の運用方法から、カバルドンのステロに重点を置きました。
また、雨に対してもキングドラのハイドロポンプに後出しが効き、2回の繰り出しを確保出来るのは雨をカバドリラティで対処するときに重宝します。

●ドリュウズ
カバドリⅣで使用したレンツカ氏のチューニング。カバドリミラーをドリュウズの身代わりで対処できるプレイングを前提として、これも使用者の能力を活かすドリュウズです。

●ラティオス
オリジナルよりも火力と遂行力を重視しています。対カバドリでの一貫を持たせたかったため波乗り採用のテンプレラティオスです。

●パルシェン
パルシェンはオリジナルと同様

●バシャーモ
バシャーモもオリジナルと同様

●クレセリア
クレセリアもオリジナルと同様



ver.テスト結果反映版

■カバルドン@気合の襷/砂起こし
性格:腕白
実数値:215-133-187-*-92-67
技:地震/欠伸/ステルスロック/吹き飛ばし

■ドリュウズ@命の珠/砂掻き
性格:意地っ張り
実数値:185-204-95-*-85-127
技:地震/アイアンヘッド/身代わり/剣の舞

■ラティオス@拘り眼鏡/浮遊
性格:臆病
実数値:155-*-101-182-130-178
技:流星群/竜の波動/波乗り/トリック

■パルシェン@ラムの実/スキルリンク
性格:意地っ張り
実数値:145-160-200-*-65-104
技:氷柱針/氷の礫/ロックブラスト/殻を破る

■バシャーモ@格闘ジュエル/加速
性格:陽気
実数値:155-172-90-*-91-145
技:飛び膝蹴り/剣の舞/身代わり/守る

■クレセリア@食べ残し/浮遊
性格:臆病
実数値:209-*-140-115-150-148
技:サイコショック/目覚めるパワー(炎)/瞑想/身代わり


~個別解説~

●カバルドン
カバルドンはキノガッサとの対面でアドを取られないようにするのと、このPTではステロを撒くことに重点を置くためほぼ確実に行動回数を確保出来るHB襷カバと結論付けました。

●ドリュウズ
テストプレイの結果、ドリュウズの同速対決で勝負する場面は見受けられず殆どのカバドリ、バンドリ構築をこのドリュウズで解決出来たため意地っ張り調整ドリュウズになりました。

●ラティオス
ラティオスはめざ炎クレセリアとの兼ね合いで波乗り採用のテンプレ個体をそのまま採用。

●パルシェン
パルシェンはラムで正解だったようです。これでレパルダス軸に負けることはないでしょう。

●バシャーモ
バシャーモもこの構成で問題はありませんでした。

●クレセリア
テストプレイの結果、対ハッサムの処理ルートが限られているのが課題に上がったためラティオスとの兼ね合いも含めてめざ炎クレセに変更しています。
これでクレセドランに重くなりましたが、ラティオスの波乗りで一貫させて対処します。




~処理解説~
ここでは主にver.オリジナルの処理解説を行います。

・対カバドリ、ミラーについて
バシャーモを入れたカバドリの欠点は、これまで風船ドリュウズを使わない限りミラーに対する明確な回答が得られにくいという点でした。
なぜならば、バシャーモ入りカバドリでは格闘枠(マッハパンチを撃つ枠)を採用すると格闘が重複してPTのバランスが悪くなるため一般的には格闘枠をバシャーモ1匹としており、そのためカバルドンやスイクンなどによる耐久数値的回答を得るしかありませんでした。
そこで私は今回ラティオスをメインとした起点作成により、いくつかの立ち回りによるアプローチでカバドリミラーを攻略することにしました。

1 VSらみるーカバドリ


選出段階で相手はまずパルシェンとクレセリアに注目すると考えられます。
バシャーモは対カバドリでは裏択の奇襲的立ち位置なため非常に使いにくい(このPTのバシャーモなら身代わりを搭載しているためカバルドンの欠伸などを起点にドリュウズを抜いて突破出来ます)。
そのため、相手の考慮するこちらのカバドリ対策は風船ドリュウズによる回答と珠、ラムパルシェン(+クレセリアのトリックルーム)などによるパルシェン軸の回答。
それを考えた時、まず相手のカバルドン対策としてスイクン(水ジュエル、カゴなど)、キノガッサ(ポイズンヒール)、ハッサム(蜻蛉返り)が挙げられます。その中で、全体的にこちらのPTに攻撃の通りが良くそのままカバドリ対策にもなっているスイクン選出が筆頭となるでしょう。あとは初手パルシェンが襷でない場合に主導権を握れるラティオスが先発に来ると予想されます。
そして、相手のドリュウズが風船であった場合はカバルドン抜きのドリュウズ選出も考えられます。
以上より、最も可能性のある選出はラティオス+スイクン+ハッサム>キノガッサ>ドリュウズ>カバルドンのラティスイクンを絡めた選出になると考えられます。
あとは強気にカバルドン+ドリュウズ軸の選出で来るのが次点でしょうか。

それらの選出をメインにこちらの選出を決めます。

ⅰパルシェンによる処理
先発は相手のPT全体に攻撃が通り起点作成も行えるラティオス。このラティオスは相手のカバルドンにトリック→置き土産でラムパルシェンの起点を作る処理ルートを用意しています(実戦では置き土産のターンにラティオスに交代されたりトリックを見切られて吹き飛ばしされたりする択も存在します)。カバドリ、ガッサ処理のためのラムパルシェン。あとはこれだけでは重たい相手のスイクンを処理するためと先述の相手のラティオス後出しからの展開要素としてドリュウズまたは瞑想クレセリアを選出します。
つまり、ラムパルシェンを入れた選出はラティオス+パルシェン+ドリュウズorクレセリアと選出します。この選出は相手のカバドリ選出に重きを置いた選出であり、ドリュウズを選出した場合の弱点はテクニシャンキノガッサで、クレセリアを選出した場合の弱点は相手のハッサムになります。此方ドリュウズでテクニシャンキノガッサが選出された場合はパルシェンで先に展開するかラティオスのサイクルで先に落としてしまいましょう。此方クレセリアでハッサムが選出された場合はラティオスの流星群とパルシェンのロックブラストでゴリ押しします。

ⅱバシャーモによる処理
先述のパルシェンによる処理と動かし方は同様に、先発ラティオスのトリック→置き土産または初手流星群からの1サイクルで置き土産→バシャーモ身代わりの展開を軸にします。そして、スイクンの選出に対応すべくドリュウズかクレセリアを残りの枠で選出します。
この選出は対カバルドン、キノガッサ性能を落とした代わりにハッサムとスイクンに強くなっています。

ⅲドリュウズによる同速処理
これはカバルドンのステルスロックからのラティオス+ドリュウズの択ゲー、同速ゲーを仕掛ける選出のため特記すべきでないでしょう。

ⅳカバルドンによる処理
この構築のカバルドンはイバンの実を持たせているため、ラティオスの流星群を受けたりしながらHP調整すれば相手のドリュウズにイバン地震を打ち込む処理が可能となります。

ⅴドリュウズの身代わりによる処理
ver.テストプレイ結果反映版では、この処理法を採用します。
カバドリラティでの身代わりを張るタイミングはシビアですが、これは使用者のプレイングに一任するため結果的に対応範囲を広げることが可能となりました。


らみるーカバドリは最もスタンダードなカバドリであるため使用者が多く、未だ大会で上位陣が使っている人気の高い構築です。
そういった構築にはしっかりと処理ルートを確保しておくことが重要です。


2 VSカバドリ+積みサイクル


ここではカバドリミラー選出を含め積みサイクルとカバドリをまとめて解説します。
こういったPTに対してはミラーを意識した上で、カバルドンでステルスロックを撒けるかどうかがもっとも重要になってきます。
相手のカバドリを意識しながらキノガッサ+パルシェン+ウルガモスorカイリューなどを処理するため此方の先発はクレセリアがになるかと思います。
クレセリアとキノガッサ対面ではキノコのほうしとタネマシンガンなどの択ゲーに迫られますが、やはり身代わりから入るのがリスク軽減のため有効でしょう。
もちろん、襷キノガッサと判断してサイコショックから入るのもリスキーですがリターンは大きいでしょう。
後ろは初手がウルガモスだった場合のためカバドリで展開するのが有効だと考えられます。
このPTを相手にしたとき、カバルドンでステルスロックを撒ければ勝ちが決まることも多いため、強気にカバドリ選出をしていくのがいいと思います。

相手のカバドリ選出にはらみるーカバドリ処理ルートのⅲとⅳで構いません。


・対雨構築について

VSニョログドラ+マンムーカイリューハッサム


マンムーニョログドラやニョログドラナット選出にラティバシャという有名な処理法が認知されています。
それはマンムーに対してラティオスのトリックで氷柱針などを固定しながら襷を奪い、その後バシャーモの起点とする方法です。
それが前提として相手の選出を予測するならば、バシャーモをカイリュー+ハッサムで処理するマンムーカイリューハッサム選出やニョログドラ選出をしながらバシャーモをカイリューやクレセリアなどで受ける処理法です。
こういった選出を崩すためにはカバドリラティ選出で対応するのがベストだと考えています。
マンムーに欠伸→ステロの順に行動し、残りのカイリューハッサムをドリュウズで処理し、クレセリアが入ればカバルドンの欠伸ループとラティオスで負荷をかけながらドリュウズで突破する方法です。
もちろん、この構築は珠ドリュウズで身代わりがあるためカバドリラティ選出を応用すればほとんどの雨選出には勝てるはずです。そのため、対雨で困ればカバドリラティ選出で問題はないでしょう。
ただし、ゴチルゼルが存在するときはラティオスやバシャーモを選出するのはリスキーです。
ラティオスが上手くトリック出来れば置き土産で起点回避できますが、ゴチルゼルに隙を見せないためにカバドリパル選出をするのも有効です。

雨以外にも、その他のマンムー+カイリュー+ハッサムの構成にはカバドリ選出を出すことが有効となります。



・ 対面構築、ボルトメタモンについて


化身ボルトロス+キノガッサ+パルシェンやボルトロス+メタモンなど単体性能の高いメタ選出が多いPTです。
ボルトロス+メタモンに関してはカバドリでドリュウズの身代わりで対応するのとクレセリアの身代わりで対応するなどこちらにも処理法がいくつもあるためここで特記すべきではないかと思います。
問題となる点はボルトロス+キノガッサ+パルシェンなどの選出でしょう。威張るボルトロスでなくとも挑発や身代わりでカバの起点作成を妨げられるためキノガッサやパルシェンの起点になってしまうことが多いと思います。
私がよく使用している処理法はカバドリラティで、キノガッサならば砂ダメで襷を排除し、ポイヒならば吠えるで無理やり流してしまいます。先発ボルトロスならば挑発などを見てドリュウズに交代して打点を取ります。先発パルシェンならばラムパルシェンなどのことも考え、カバルドンで地震を選ぶのがベストでしょう。
カバルドンの地震+ドリュウズの珠地震+砂ダメでパルシェンが乱数圏内です。
他にも、キノガッサ+パルシェン+ゴチルゼルorソーナンスなどの選出はカバドリラティでもっとも対処しにくいパターンです。
これには先発パルシェンかクレセリアで対処するのがベストでしょう。クレセリアとゴチルゼルの積み合いになっても、瞑想を先に6回積めばこちらが勝てる可能性が高いと考えられます。


・ クレセリア+ローブシンについて


もともと、HBクレセリアには珠ドリのA+2アイアンヘッド+ステロダメの数値を耐えられてしまうため、カバドリラティでは常に3割怯みを引かなければトリル展開を許して負けていました。
そこでトリルブシンや壁ブシンに圧倒的に強い残飯身代わりクレセリアを採用しています。
ブシンクレセバンギ選出を予想する場合はこちらはカバラティクレセ選出で対応し、バンギ後出し安定の場面でもラティの流星をそのまま使い、ラティを落としクレセリアのめざ格でバンギラスを落とせば残りは瞑想を積んで突破できます。
それを前提にして、相手がカバドリを切った選出をしてきても問題なので、カバドリクレセかラティクレセドリの選出も考慮すべきでしょう。
クレセリアを採用したことでこれらのグッドスタッフにはかなり厚くなりました。



大まかな処理解説は以上になります。
他にもレパルダスや受けループなどの処理が残っていますが、それらはラムパルシェン+カバドリで解決しようと考えています。
長くなりましたが、これで解説を終わりたいと思います。