2013年10月11日金曜日

【シングル】カバドリⅦ

前回の記事、カバドリⅥから派生したカバドリを2タイプを公開します。
今回の記事は全体をまとめる時間が取れなかったため、構築のエッセンスのみを掲載しました。


ⅰサクラビス入り



◇PT詳細

■カバルドン@ゴツゴツメット/すなおこし
実数値:215-132-162-*-115-67
技:じしん/あくび/ふきとばし(ほえる)/ステルスロック

・A182キノガッサの気合パンチを67%の確率で2発耐え
・C182ラティオスの眼鏡流星群を76%の確率で1発耐え

前回のカバルドンから若干スタンダードな調整に変更。
今回の構築は壁を張り、サクラビスで積みバトンをするため突破性が前回よりも高くなっていることから、スタン的な立ち回りよりもシステマティックに立ち回ることを想定して、最低限必要な眼鏡ラティオスの流星群耐えとポイヒキノガッサの気合パンチ2発耐えを軸に調整した。
技に関しては、もともとオノノクスの存在でボルトロスに強いのでストーンエッジを切って従来通りのテンプレ構成とした。前回のゴツメカバルドンは他のカバドリ構築で使った方がよりその性能を活かしやすいことだろう。


■ドリュウズ@いのちのたま/すなかき
実数値:185-204-95-*-85-127
技:じしん/アイアンヘッド/いわなだれ/つるぎのまい

これも、前回の調整から従来通りの調整に戻した。
壁を張る前提の動きをしやすく出来たのと身代わりローブシンに対するダメージ確保などの理由から、A204は必要と判断。


■ラティオス@こだわりメガネ/ふゆう
実数値:155-*-101-182-130-178
技:りゅうせいぐん/りゅうのはどう/トリック/おきみやげ

壁を張るポケモンを別に入れたため、こちらはトリック→リフレクターよりも動きやすいトリック→置き土産を狙うこととした。
流星群はトリック後の打点確保、対カイリュー、ウルガモスなどで必要であり、竜の波動もラティオスの居座りやサクラビス展開なども考慮した上でどうしても必要なため。火力と同速対決も考慮してこの構成とした。


■オノノクス@こだわりハチマキ/かたやぶり
実数値:151-218-111-*-90-149
技:げきりん/ダブルチョップ/ばかぢから/ねごと

対控えめウルガモスや対ドリュウズで優位に立てる陽気と悩んだが、A199ではオノノクスであるメリット薄くなるため。前回と変わらず意地っ張りASで採用。


■ドータクン@ひかりのねんど/ふゆう
実数値:174-155-136-*-137-34
技:ジャイロボール/リフレクター/ひかりのかべ/だいばくはつ

・ジャイロボールでH185B94ドリュウズを確定3発

ミラー意識+補完+壁で見事にマッチしたため採用した。単純にカバドリタクン選出でも幅広い範囲に刺さっていることだろう。


■サクラビス@しろいハーブ/すいすい
実数値:155-*-125-165-95-96
技:ハイドロポンプ/めざめるパワー(竜)/からをやぶる/バトンタッチ

・C+2めざ竜でH151D115キングドラを確定1発
・S+2で最速霊獣トルネロス抜き抜き

対雨、受けループなどでの選出を想定。ラティサクラノクス選出で大方の回答が作れるため非常に強力なギミック。またカバからの展開も可能なため立ち回りの発展性も高いと考えている。



ⅱアバゴーラ入り



◇PT詳細

■カバルドン@ゴツゴツメット/すなおこし
実数値:215-145-162-*-101-69
技:じしん/ストーンエッジ/あくび/ステルスロック

こちらの構築は全体としてローブシンなどの圧力が大きいため、それらに回答を用意したカバドリⅥと同じ調整を採用。


■ドリュウズ@いのちのたま/すなかき
実数値:185-204-95-*-85-127
技:じしん/アイアンヘッド/いわなだれ/つるぎのまい

こちらのドリュウズも壁を張らないのと身代わりローブシンに対する打点確保のため、テンプレ調整を採用した。


■ラティオス@こだわりメガネ/ふゆう
実数値:155-*-101-182-130-178
技:りゅうせいぐん/りゅうのはどう/トリック/おきみやげ

このPTで起点確保のため最も動きやすいこの型を採用。


■オノノクス@ドラゴンジュエル/かたやぶり
実数値:151-218-111-*-90-149
技:げきりん/ダブルチョップ/りゅうのまい/つるぎのまい

殻破りバトンが無いことから受けループを突破しやすくするためにジュエル2舞型を採用。


■ハッサム@はがねのジュエル/テクニシャン
実数値:167-198-120-*-113-63
技:バレットパンチ/とんぼがえり/アクロバット/つるぎのまい

補完と積み突破用。最遅にしたのはトリルブシンに対して先制したかったため。


■アバゴーラ@ラムのみ/すいすい
実数値:149-160-153-*-85-92
技:アクアジェット/ストーンエッジ/ばかぢから/からをやぶる

頑丈を取り払いラティやカバで起点を作成し、すいすいにすることでドリュウズとキングドラ両方の回答作成に成功した。
カバルドン対面でラティでトリックし、欠伸が固定されても安全に積めるようにラムを持たせた。
馬鹿力はニョログドラナット選出でも回答が用意できるようにするため必要。

2013年10月6日日曜日

【シングル】カバドリⅥ

10/5に大阪で開かれたサタオフに参加してきました。
そこで使用した構築を公開します。



◇サタオフ仕様

■カバルドン@ゴツゴツメット/すなおこし
性格:わんぱく
実数値:215-145-162-*-101-69
技:じしん/ストーンエッジ/あくび/ステルスロック

■ドリュウズ@いのちのたま/すなかき
性格:いじっぱり
実数値:187-187-108-*-86-128
技:じしん/アイアンヘッド/いわなだれ/つるぎのまい

■ラティオス@こだわりメガネ/ふゆう
性格:おくびょう
実数値:157-*-100-181-130-177
技:りゅうせいぐん/りゅうのはどう/めざめるパワー(格闘)/トリック

■オノノクス@こだわりハチマキ/かたやぶり
性格:いじっぱり
実数値:151-218-111-*-90-149
技:げきりん/ダブルチョップ/ばかぢから/ねごと

■メタモン@こだわりスカーフ/かわりみ
性格:のんき
実数値:155-*-*-*-*-47
技:へんしん

■ソーナンス@オボンのみ/かげふみ
性格:おだやか
実数値:265-*-110-*-121-52
技:カウンター/ミラーコート/アンコール/みちづれ


●カバルドン調整について
攻撃性
・H165B120ハッサムが地震×2+ゴツメダメで確定落ち
・H155B90ボルトロスがエッジ+ゴツメダメ(草結び想定)+砂ダメで確定落ち
・H183B116ガブリアスが地震×2+ゴツメダメ×2で確定落ち
・H183B116ガブリアスがカバルドンの地震+A187珠ドリュウズの地震で確定落ち
・H199B147珠ローブシンが地震×2+ゴツメダメ×2+珠ダメ×2+砂ダメ×2で確定落ち(相打ち)
・H199B147珠ローブシンが地震×2+ゴツメダメ×3+ドレパン回復×2+珠ダメ×3+砂ダメ×3で確定落ち(相打ち)
・H155B104キノガッサの身代わりを確定破壊
耐久性
・A200虫GハッサムのA+2虫食いを76%の乱数耐え
・A161珠パルシェンの氷柱針を69%の乱数耐え
・A182キノガッサの気合パンチ×2を67%の乱数耐え
・C177ボルトロスのめざパ氷×2を85%の乱数耐え
・C177ボルトロスの草結び+ジャポダメを確定耐え
・C182眼鏡ラティオスの波乗りを58%の乱数耐え
素早さ
・S67カバルドン抜きのS68ローブシン抜き

●ドリュウズの調整について
攻撃性
・陽気AS珠ドリュウズと同等
耐久性
・A211鉄拳珠ローブシンのマッハパンチ+珠ダメを確定耐え
・A211鉄拳格Gローブシンのマッハパンチを最高乱数以外耐え
・A200テク珠キノガッサのマッハパンチを65%の乱数耐え
・A147グライオンの地震を確定耐え
・A186バンギラスの馬鹿力を確定耐え
・A161珠パルシェンの氷柱針を確定耐え
・(リフレクター補正)A205地Gドリュウズの地震を82%の乱数耐え


◇オリジナル仕様

■カバルドン@ゴツゴツメット/すなおこし
性格:わんぱく
実数値:215-132-158-*-119-67
技:じしん/あくび/ステルスロック/ふきとばし(ほえる)

■ドリュウズ@いのちのたま/すなかき
性格:いじっぱり
実数値:185-187-108-*-86-128
技:じしん/アイアンヘッド/いわなだれ/つるぎのまい

■ラティオス@こだわりメガネ/ふゆう
性格:おくびょう
実数値:155-*-101-182-130-178
技:りゅうせいぐん/りゅうのはどう/リフレクター/トリック

■オノノクス@ドラゴンジュエル/かたやぶり
性格:いじっぱり
実数値:151-218-111-*-90-149
技:げきりん/ダブルチョップ/りゅうのまい/つるぎのまい

■メタモン@こだわりスカーフ/かわりみ
性格:のんき
実数値:155-*-*-*-*-47
技:へんしん

■ソーナンス@オボンのみ/かげふみ
性格:おだやか
実数値:265-*-110-*-121-52
技:カウンター/ミラーコート/アンコール/みちづれ



◯解説

このPTは、カバドリでの受けループ処理を考案中にオノノクスを採用する案から生まれました。一般的にカバドリでは対策が難しいヌオー入りの受けループなどは型破りにより、オノノクスで簡単に処理ができ、グライオンやエアームドも竜舞や剣舞ジュエル逆鱗で処理が出来てしまいます。更にドリュウズの鋼ジュエル剣舞アイアンヘッドでも突破出来ないHBクレセリアもオノノクスの竜ジュエル剣舞逆鱗なら確定で突破出来たりと、カバドリで崩せない相手をオノノクスが崩せてしまいます。そしてカバドリの起点作成能力と全体与ダメ性能もありオノノクスを活かしやすい局面を作りやすいこともあります。このオノノクスの枠は一般的にはカイリューになることが多いのですが、カイリューではカバドリで崩せる範囲と被ってしまい無駄が出ていると感じていました。
オノノクスの型は、オリジナルでは竜舞と剣舞の両立で突破性を高めているのに対し、サタオフ仕様では鉢巻で瞬発性と一貫性、ガッサ対策などに意識を向けています。
また、カバドリにオノノクスを採用するにあたって問題となったのがマンムー入りの雨とミラー、ノオー入りのPTでした。それらに対応すべくクレセブシンやガッサナンスなどを考察しましたが、どれも穴を埋め切れない状態でした。そこでメタモンナンスならばミラー、雨、マンムー、トリックルームなど全てに対応できることが分かり、補完やクッション、起点作成と積みメタとして様々な役割が可能なメタモンナンスを採用しました。


◯選出

・カバルドン ドリュウズ ラティオス

メイン選出。これが一番多くなるかと思います。カバドリをメタってくるローブシンなどに強く出られるようにチューニングしていますのでよほど無理な選出択を押し付けられていなければメイン選出で大方勝てるでしょう。


・カバルドン ドリュウズ オノノクス

相手のキノガッサがポイヒの可能性が高い時に出す選出。他はスイクンとクレセリアが同居していたり、受けループであったりと高耐久PTに出すことを想定しています。


・メタモン カバルドン ドリュウズ

ミラーや雨意識の選出。初手のメタモンで対面を制し、カバドリで崩します。


・カバルドン ドリュウズ ソーナンス

ノオー入りの構築などに出します。ソーナンスの個別処理能力と起点作成能力により、比較的カバドリが動きやすい選出です。


・オノノクス ラティオス メタモン

相手のカバドリメタが厳しいときやラティハッサム、ボルトガブパル、ノオー入りなどに出す選出です。相手に鋼がいても役割集中で突破できるため選出が噛み合えば相手を圧倒できるでしょう。


・ラティオス オノノクス ソーナンス

ラティハッサムやノオー入り、受けループに出す選出。ノオーは耐久が無振りならばオノノクスのダブルチョップにより高乱数で落とす事が可能です。サタオフではこの選出が最も多くなりました。


・ラティオス ソーナンス メタモン

カバドリに対する選出。ラティオス→カバルドン、ソーナンス→ラティオス、メタモン→ドリュウズと意識しています。


・ラティオス オノノクス カバルドン

受けループに対する選出。受けループにローブシンがいるときなどはこの選出で処理します。


*オノノクスの鉢巻(竜G)ダブルチョップはボルトロス、キノガッサ、ユキノオーなどをまとめて1発処理出来ます。


この構築をBW2結論カバドリと言うにはもう少し熟成させる必要があると感じましたが、カバドリラティノクスという並びはカバドリの新しいスタンダードモデルとして確立出来ると確信しています。