現在、オフ前だということでPOで勝率のいいPT2種類の内一つを公開することにしました。
オフに出る方々が参考に出来るように現在の環境を意識して構築しています。
・2012年11月末のシングルオフでKPが上がると予想されるポケモン
ⅰ. ローブシン
オフ直前の夢島拡張で鉄の拳ローブシンが解禁されることになりました。
鉄の拳ローブシンの詳細なダメージ計算やその脅威は下記のレンツカさんのブログで紹介されています。
http://d.hatena.ne.jp/o500220204/20121116/1353078378
レンツカさんの考察にある通り、鉄の拳ローブシンを鉢巻まで考慮して受けようと考えれば、受けきる事のできるポケモンはヤドラン、ソーナンス、クレセリアなどに限られます。
つまり鉄の拳ローブシンの登場により、11月末オフのシングル環境はそれを中心にメタが構築され、安定志向のバランスの良いPTにはエスパータイプやゴーストタイプが採用されることが予想されます。
ⅱ.クレセリア
鉄の拳ローブシンとの最大のコンボであるトリックルームとみかづきのまいを使え、これ自身がローブシンを受けられるポケモンであり、いわゆる月光乱舞系統PTとしてKPの上位に入ることは容易に予想できます。
そして、今回のオフ会でクレセリア自体の型が新しく開拓されていくことも考えられます。
ⅲ.ラティアス
クレセリアほどの耐久は無いものの、両方の壁を張れて癒しの願いを使えることからローブシンとの相性は非常にいいと考えられます。
そのため、一見普通のスタン系構築に見えてもラティアスとローブシンが同時に採用されていれば、このコンボを疑う必要があるでしょう。
ⅳ.ソーナンス
ソーナンスもローブシンを受けて確実に処理したり起点にできたりと、KP増加が予想されるポケモンです。
また、近頃勢力が増してきたメタモン入りの構築でよく採用されることからもソーナンスは意識しておいた方が良いでしょう。
ⅴ.シャンデラ
先週末の九尾杯でKPの増加が注目されました。
一番の理由はキノガッサにあります。キノガッサなどの身代り系ロジックに呪いが効き、起点を作ってから小さくなるの強力なロジックで相手を詰めることも出来るため、11月末のオフでも増加が見込まれます。
ⅵ.メタグロス
ここまでで上がったエスパータイプや、シャンデラを嫌ったローブシン側が採用するバンギラスなどと非常に相性が良いためDSSなどの鋼枠としてハッサムよりも此方を採用する人が増えるかもしれません。
以上の環境変化を見据えて、次のようなPT構築を組み上げました。
バンギラス
持ち物:たべのこし
備考:-
205-154-133-*-167-81
いわなだれ/でんじは/ステルスロック/ほえる
・C1871回蝶舞ウルガモスのジュエルさざめきを確定耐え
ガブリアス
持ち物:カムラのみ
備考:砂隠れ個体
212-153-116-*-106-169
ダブルチョップ/じしん/つるぎのまい/みがわり
・A187ドリュウズの剣舞地震を85.4%~100.9%(超高乱数耐え)
・A182襷マンムーの氷の礫を67.9%~81.1%(確定耐え)
・C177ボルトロスのめざ氷を84.9%~100.0%(超高乱数耐え)
・H155B90ボルトロスを剣舞ダブルチョップで高乱数(98.97%)1発
ボルトロス
持ち物:たつじんのおび
備考:めざ氷個体
165-*-90-167-100-179
10まんボルト/めざめるパワー/でんじは/みがわり
・A182ガブリアスの逆鱗を確定耐え
・C196珠霊獣ボルトロスの10万を確定耐え
・C182ラティオスの素流星群を87.3%~103.6%(中乱数耐え)
・H173D100霊獣ボルトロスをめざ氷で62.4%~73.4%(オボン込みで確定2発)
・H215D106カバルドンをめざ氷で47.0%~55.8%(79%で乱2発)
ハッサム
持ち物:オボンのみ
備考:-
173-170-143-*-106-89
バレットパンチ/とんぼがえり/つるぎのまい/ねごと
・A211鉢巻鉄の拳ローブシンのアームハンマーを86.7%~102.3%(超高乱数耐え)
・=A211珠鉄の拳ローブシンのアームハンマー+マッハパンチを確定耐え
・C200の眼鏡ラティオスの流星群を1.5発確定耐え
・C177ボルトロスの10万ボルト2発を確定耐え
ローブシン
持ち物:いのちのたま
備考:鉄の拳個体
207-206-121-*-86-69
アームハンマー/ドレインパンチ/マッハパンチ/れいとうパンチ
・A187ドリュウズの剣舞地震を確定耐え
・C216珠霊獣ボルトロスの10万を85.5%~101.9%(高乱数耐え)
・S4振りカバルドンと麻痺状態のS137雨キングドラ抜き
クレセリア
持ち物:ゴツゴツメット
備考:めざ炎個体
223-*-187--95-157-105
れいとうビーム/めざめるパワー/トリックルーム/みかづきのまい
・A200珠ハッサムの虫食いを64.1%~77.1%+バレットパンチを21.5%~26.0%(高乱数耐え)
・A204カイリューの1回竜舞ジュエル逆鱗を74.4%~87.9%(確定耐え)
・A211鉢巻鉄の拳ローブシンのアームハンマーを25.6%~30.5%(3発確定耐え)
・A204鉢巻バンギラスの追い打ち(交代補正)を67.3%~78.9%(確定耐え)
・C216霊獣ボルトロスの1回悪巧み10万を87.9%~103.6%(高乱数耐え)
11月末のオフ会で増加が見込まれるローブシン軸のPTを対策する上で、トリックルームと壁の両方を意識する必要があります。
そのため両者の始動ポケモンに相性が良く、遅延可能な電磁波身代りボルトロスを採用。
電磁波身代りボルトロスは電磁波を受けに来る霊獣ボルトロスを倒せるように帯調整ボルトにしました。
そのボルトロスと相性が良い砂ガブも採用。
砂ガブは相手の襷ボルトロスに対して一矢報いるチューニングを施し、ボルトロス+ラティオスのような並びも突破できようカムラのみを採用。
そして、逆電磁波砂構成でも良かったが、相手のローブシンを受けるために採用したクレセリアとそのコンボ要因のローブシンを起点にしてくる小さくなるシャンデラなどの対策のためステロ吠えるバンギを採用。
これにより、相手の電磁波の影響をもクレセリアのトリックルームによって軽減する構成にできました。
そして、相手のキノガッサに対するメタが甘いため、オボン剣舞寝言ハッサムを採用。
これでビルドガッサであっても蜻蛉返りの身代り破壊が追いつき、後続の帯ボルトで処理ができます。
今のところ、この構成で極端に弱い穴は見つかってません。
根性ブシンにしてPOで回してみたところ、対面構築一般形の遂行速度に若干の脆さが見えたものの勝率は8割を超え、十分な戦績を出せました。
以上になります。
11/21一部修正:ガブリアスの技 げきりん→ダブルチョップ
0 件のコメント:
コメントを投稿